雑記なノラ

『まるまるなノラ』による雑記ブログです。 趣味(スポーツ観戦、ツーリング、人狼ゲームなど)、科学、教育、その他ネットニュースについて話題にします。





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 2019年5月27日の毎日新聞の記事に「不登校の子 大学を居場所に 小中学校出席扱い 福岡・筑紫女学園大学と掲載されました。

福岡県太宰府市の筑紫女学園大学で、市内の不登校の子どもたちに活動の場を提供する「キャンパス・スマイル」が28日から始まる。市教委と連携し、活動報告を市教委に提出することで小中学校の出席日数にも反映される画期的な取り組みで、子どもたちにとっては大学が新たな居場所となる。


 今月13日、ボランティアで不登校の子たちに寄り添う「スマイル・サポーター」の養成講座が大学内で初めて開かれ、学生63人が参加した。市教委や大学の担当者から不登校の現状や心構え、コミュニケーション技法などの基礎を学んだ。市教委学校教育課の八尋純次副課長は「『何とか学校に行かせよう』ではなく、子どもが自分で進む道をつかもうとするのを支援することが大切」と説明した。


福岡県太宰府市の筑紫女学園大学と市教育委員会と連携し、不登校生徒が所属の学校に行くのではなく大学で受け入れ、大学への登校を出席日数に反映させるという取り組みを始めました。太宰府市のように大学でとはいかないまでも、様々な施設と連携し、その施設に参加すると出席扱いにするという取り組みをしている市は他にもあります。

学校での人間関係に課題がある生徒にとっては、別の場所で学習の場が保証されていることはありがたいですね。

「学校へ来なさい」という指導をするのではなく、別の場所でもいいから勉強をしようというように指導をする傾向が増している流れには根拠があります。



教育支援センター(適応指導教室)

文部科学省は教育支援センター(以下:センター)を整備し、不登校生徒への指導環境を整えなさいと指針をだしています。

設置の目的
センターは,不登校児童生徒の集団生活への適応,情緒の安定,基礎学力の補充,基本的生活習慣の改善等のための相談・適応指導(学習指導を含む。以下同じ。)を行うことにより,その学校復帰を支援し,もって不登校児童生徒の社会的自立に資することを基本とする。

指導内容・方法
  • 児童生徒の立場に立ち,人命や人格を尊重した人間味のある温かい相談・適応指導を行う。
  • 相談に関しては,共感的な理解に立ちつつ,児童生徒の自立を支援する立場から実施する。
  • 各教科等の学習指導に関しては,在籍校とも連絡をとり,センター及び児童生徒の実情に応じて実施する。
  • 指導内容は,児童生徒の実態に応じて適切に定め,個別指導と併せて,センター及び児童生徒の実情に応じて集団指導を実施するものとする。その際,児童生徒の実情に応じて体験活動を取り入れるものとする。
  • 家庭訪問による相談・適応指導は,センター,地域,児童生徒の実情に応じて適切に実施することが望ましい。通室困難な児童生徒については,学校や他機関との連携の下,適切な配慮を行うことが望ましい。
  • センターは,不登校児童生徒の保護者に対して,不登校の態様に応じた適切な助言・援助を行うものとする。

また、法律に基づく根拠もあります。

教育機会確保法(義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律)

教育機会確保法(正式名称:義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律)が2017年より施行されました。

これは、学校復帰を大前提とした従来の指導を改め、不登校児童・生徒の無理な通学はかえって状況を悪化させる懸念があるため、子供たちの「休養の必要性」を認めた。民間のフリースクールや公立の教育支援センターなどを確保する施策を国と自治体の責務とし、必要な財政支援に努めるよう求めた法律です。


まとめ

文部科学省の方針、そして教育機会確保法という法律にあるように、現在の学校現場は生徒に学校へ登校を促す指導は避け子どもが自分で進む道をつかもうとすることを支援することが大切であるといえます。

筑紫女学園大学のように子どもにとっては大学が新たな居場所となるのであれば、良いのではないでしょうか。

もちろん、学校で学ぶことの重要性も理解できます。自身がどこで学びたいのかよく考えるべきですね。







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