雑記なノラ

『まるまるなノラ』による雑記ブログです。 趣味(スポーツ観戦、ツーリング、人狼ゲームなど)、科学、教育、その他ネットニュースについて話題にします。





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2019年8月18日の甲子園で高校野球、星稜 vs 仙台育英の対戦がありました。この試合をテレビで見ていました。星稜高校は奥川投手が前日に延長14回投げたため、登板せず、試合展開によって後半に出場させようという戦略をたてていました。

試合展開は、星稜が奥川の分まで頑張ろうという思いもあったのか、序盤から大量得点を取りました。最終的に17得点と、スコア17-1でした。
そのため、奥川選手は登板せず休養充分で準決勝に登板することが可能になりました。


この試合では、星稜高校の今井選手がサイクルヒットという記録寸前までいくなど星稜高校の素晴らしさが目立ちました。

一方で、仙台育英側は「給水」で注目されることになりました。



7回、仙台育英の攻撃中、足に違和感を訴えたマウンド上の星稜・荻原に、仙台育英の小濃が水分を届ける心温まるシーンがあった。
 小濃は笑顔で水を手渡すと、荻原に言葉をかけ、小走りでベンチへ戻った。敵味方分け隔てない「友情の給水」に、球場からは大きな拍手が贈られた。





仙台育英の小濃選手は星稜高校の投手・荻原投手が足を気にした次の瞬間、水分を届けるシーンがありました。
このシーンに球場からは大きな拍手が贈られたのです。

私は、このシーンがそれほど素晴らしいとは思えないのです。





中には、感動ポルノと強くいう方もいます。このシーンを見ていた方の多くの感想は好意的に取られています。














別にこのシーンの方たちが感動するのは別に構いません。感動ポルノでも感動ポルノじゃなくても、感動かしないかは個々の判断なのですから。


ただ、高校野球連盟、報道機関は手放しで素晴らしいというべきではないのでしょうか。




友情の給水に違和感を覚える理由

このシーンをもう一度確認すると、星稜高校の荻原投手が足がつったのか気にする素振りをしました。すると、すぐに仙台育英の小濃選手が飲料水をマウンドで手渡ししました。


では、私が違和感を覚える理由を述べます。


  • タイムもなしにいきなり給水をもっていったこと
  • 試合中に安易に相手チームのものを口にしたこと
です。




タイムもなしにいきなり給水をもっていったこと

野球は、時間制限のなり競技です。タイムといい中断を審判に頼むと作戦時間を取ることができます。この間に給水をすればいいのです。荻原投手は足を気にする素振りを行いました。この理由が喉が渇いたからなのか、足が痛かったのかわかりません。もし気になるのであれば、本人、あるいは星稜高校の監督がタイムをとり、状況を確認すればよかったのです。

相手チームの仙台育英がわざわざ審判にタイムをとらず給水をもっていく必要がありません。善意からだとしても、持ってきたら飲みたくなくても飲まざるをえません。


また、持ってくる途中に投球モーションに入ってしまえば無断でグラウンドに侵入したとして、なんらかのペナルティーが生じるかもしれません。

そのため、選手管理は星稜高校側自身ですればいいのです。


また、給水の必要性に関しては2018年から必要に感じた場合本部が指示するようになりました。相手チームの投手が給水が必要か判断は仙台育英はしなくていいのです。








試合中に安易に相手チームのものを口にしたこと

私が思い出すのは2018年に発生したカヌーの鈴木康大選手がライバルの小松正治選手の飲料用ボトルに禁止薬物を混入した事件です。


 カヌー競技の選手の飲み物に禁止薬物が混入されるなどした問題で、石川県警は近く、ライバル選手だった鈴木康大選手(32)を偽計業務妨害の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。鈴木選手は県警の任意の調べに行為を認めているという。県警は厳重な処分を求める意見書をつける方針だ。






このときにも現場の危機感が薄すぎるとして報道されたはずです。


 現場の競技会場では、各選手の飲料の保管が十分になされていなかった。ドーピングへの危機感を欠いた日本スポーツ界の現状を象徴する事案といえる。

 東京五輪の開催が決まった時点で対策も国際基準に引き上げておくべきで、「日本選手に限って」という根拠のない思い込みに競技団体が毒されている証左だ。

 海外では飲食の場での異物混入を警戒するのが常識だ。トイレなどで席を空ける際は、信頼できる人に目配りしてもらうほど神経を使うという。大多数の潔白な選手を同じ目に遭わせないためにも、最新の反ドーピング情報に通じた専門家の充実や必要な法整備を図るなど、競技を支える側の危機管理は焦眉の急である。





「高校生に限って」がないとは言えないと思います。世界に目を向けても、サッカーのアルゼンチン人マラドーナがかつてワールドカップで睡眠薬を相手チームに飲ませたと語っています。観客が見ているから安心というわけでは全くありません。



参考サイト:90年W杯では「睡眠薬事件」も!? アルゼンチンで報じられるカヌー薬物混入事件
https://victorysportsnews.com/articles/6088/original


こと、高校野球に限っては美談になってしまうということがやはり多いのではないでしょうか。




まとめ

この2つの理由から私は素晴らしいことだと単に思うことはできませんでした。皆さんはどう思いましたでしょうか。それでも素晴らしいことでしょうか。ぜひ、もう一度考えるきっかけにしてもらえたら幸いです。









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