雑記なノラ

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2019年9月23日の西日本新聞社の記事によると、福岡県の須恵町立須恵中学校が定期テストの回数を年2回にし、定期テストに自学用のノートを持ち込むことを認めているようだ。






全国の中学校で、学期ごとの中間や期末試験といった定期テストを見直す動きが出ている。九州では、福岡県の須恵町立須恵中が本年度から、年5回の定期テストを6月と11月の2回に減らし、試験中に自学用ノートの持ち込みを認めるようにした。進学などで参考にされる通知表のためのテストになっている現状から、生徒の学ぶ意欲を高めて基礎学力の定着、向上を目指す実験的な取り組みとして注目される。

 2学期制を導入する須恵中は生徒数約500人の中規模校。3年前に着任した栗原美喜男校長(57)は、どの学校でも実施している定期テストの在り方に疑問を感じていた。「卒業直前にもあるがこの時期だと成績に反映されず、むしろ入試の妨げになっている」。テストの意義を問い直そうと考え、定期テストの全廃を教員に提案した。

驚く教員たちと議論を繰り返し、成績評価のためにも各学期1回ずつのテストは残すことにした。「では、教科書やノートも持ち込んではどうか」。あえて極端な方針を示し、議論を始めた。再び教員たちと意見を重ね、自ら学ぶ意欲の向上という趣旨に合致させるため、ノートの持ち込みに限って認めることにした。


3年前に着任した栗原校長が定期テストの在り方に疑問を感じ、教員たちと議論を繰り返し各学期1回ずつのテストだけを残しノートの持ち込みに限って認めることにしたそうです。

このような定期テストを減らすことで教員と生徒の意識は大きく変わったことでしょう。

私はこのように変わったのではないかと推測します。

教師にとって

定期テストを減らして仕事を少なくすることが目的ではないと前述の記事では書かれていました。

 定期テストの回数が減っても、教員の仕事量が減ったわけではない。生徒の理解度を確認するために教科の単元ごとの小テストを繰り返し、定期テストでは自学ノートを見直しただけでは解けない設問も考えなければならない。「教員の意識も変わってきている」と栗原校長は手応えを語る。

定期テストをもとに生徒の学習状況を知るのではなく単元ごとに理解度を知ることができるので生徒の情報が増えるためより正確な成績を提示することができるのではないでしょうか。

自身の授業をどれだけ理解できているかを小テストで逐一知ることができるので進度の調整も容易になります。

より、教師は小テストの作成、理解度の整理などできることが増えたため、むしろ仕事量は増えるのではないかと慮ります。

ノートを見て答えることができるのような問題を出題するわけにはいかなくなります。そのため、問題に工夫が必要になります。知識を活用する問題が増えるでしょう。つまり、定期テストを減らすことで「生きる力」の育成を行うことができるのです。



生徒にとって


ノートを持ち込むことができるので、知識の詰め込みをする必要がなくなります。一夜漬けが効果をなさなくなります。知識を活用する問題を解くためには、理解度を深める必要があるため、より授業の大切さが身に染みるのではないでしょうか。また、小テストが多くなることで自身の到達度を細かく知ることができるので苦手を減らすことができるはずです。



教師にとっても生徒にとってメリットがある

教師の仕事量の増加、生徒の自主的に学習しなくてはならなくなるこの改革ですが、生徒の学ぶ気持ちを刺激することができ増えた仕事の分、他を減らすことができるのであれば十二分にメリットのある改革だと思います。




まとめ

情報機器の発達によってインターネットを利用する環境があれば簡単に知識を検索することができる時代になりました。日常生活で覚えておく必要がなく、必要に応じて知識を取り出すことができるので定期テストも同様に持ち込みを許可し、暗記するべき項目を減らす改革は時代に合っていると感じます。
そして、知識を活用する問題を解くことで生きる力の育成になるはずです。

もちろん、現在の入試制度が持ち込みができないため、入試に対応したテスト方法の訓練もするべきでしょう。

従来のやり方のまま行われていることに関しても理由はあります。従来のやり方と定期テストを減らそうという考え方を比較しどちらを行うべきか。改革は大変です。校長といった管理職は他の教師よりも1つの学校にいる期間が短くなり後に引きづく次の校長のことを考えると改革するには勇気がいります。

ですが、教員の働き方、生徒の学力向上のためシステムをぜひよりよいものとなるよう思案していただきたいものです。








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